豊かで楽しく幸せで満たされた人生を送るために

アラフォーから本来の自分を生きる

生き辛い人→逆境のある人→逆境をバネにする

昨日突然、SHOWROOMの社長である前田さんのことがフト気になって、ググりました。
「ところで、あの人って一体どういう人なんだろう?」と突然気になったのです。

 

多分その伏線は、数ヶ月前に堀江さんの動画に出ていらしたのを見たことだと思います。それまで前田さんのことは名前とSHOWROOMの社長であることしか知りませんでした。

堀江さんの動画で見た前田さんは、とても誠実そうに見えて「この人、一体どういう人なんだろう?」と感じたのです。
カメラに正面向きではなくなってしまうにも関わらず、カメラ正面ではなく話者(その時は堀江さん)になるべく正面に向くように体を向けて話を聞いていた、その姿が脳裏にひっかかっていました。

 

でもその後すぐにそのことは忘れてしまったのですが、昨日ググって驚きました。彼、とても大変な環境に生まれ育っていらしたのですね・・・。

(ちなみに私が最初に読んだインタビューは、『DeNAファウンダー南場智子が5年かけて口説き落とした男』です。)

 

私が感銘を受けたのは、

・苦労人であることを感じさせない現在の姿。

現在活躍されている人の中には、苦労人であることがにじみ出ている方もいらっしゃいますよね。もちろん、そういう方も本当にすごい、と思いますが、私個人的には、大変な環境に生まれ育ち、苦労したことを感じさせない、匂わせない人がカッコいいなぁと感じます。そういう方からは、もうその「苦労」や「大変な環境」を完全に克服していることを感じるからです。

 

・人に負けたくないのではなく、運命に負けたくない。

 以下、先ほどのインタビューにあった言葉。

根底にあるのは、「人」に負けたくないのではなくて、あくまで、自分に課された「運命」に屈したくないという気持ちです。逆境に屈することなく、どこまで高みに昇れるのか、自身の人生を通じて証明したい。これが、自分の根源的なモチベーションです。

 

私は幼少の頃から、漠然とした空虚感や生き辛さを感じていました。

数年前に、それまでずっと素晴らしい理想的な両親と思っていた親は、実は毒親機能不全家族だったことが分かる事件がありました。

それ以来、前向きに考えようとしつつも、いつも心のどこかで、
「こんな家に生まれたくなかった」
「もっと違う家に生まれていたら、どんな人生だっただろう?」
「健全な家族に育った人に比べて、毒親&昨日不全家族に育った人は、マイナスから始めなくてはいけないから、本当に不公平だし、辛い」
と思っていました。

 

そんな私にとって、前田さんの上記の言葉「自分に課された運命に屈したくない」はとても響きました。勇気をもらいました。

 

そして、前田さんがもし健全な恵まれた家庭に生まれ育った方だったら、今と同じことをしていても、私にこのような影響は与えていないと思います。単に能力の高い若い起業家、とかその程度です。しかし、彼の大変だった生い立ち、そしてそれをバネにしての今の姿だから、私に大きな勇気をくれることができた。

そう考えると、私も、自分の育った環境をバネにし、毒親機能不全家族ゆえのメンタルの弱さ、癖、を克服し、本来の自分を取り戻し、イキイキと輝き豊かに幸せに楽しい人生を送ることができたら、きっと、前田さんが私にくれたように、誰かに勇気と希望を与えることができるんじゃないか。そう思って、なんだかやる気が出てきました。

 

人は生まれる家を選べない。

だけど、生まれた後に、どう生きるかは選ぶことができる。

 

私は今はまだ「愛着障害」による生きづらさ、心のクセを抱えていますが、必ず克服し、本来の自分を取り戻し、輝いて豊かに楽しく幸せに生きてゆこうと思います。

 

逆境は、乗り越えるためにある。

それをバネにするためにある。

より遠くに飛ぶためにある。

乗り越えられる人にしか、与えられない!

 

前田さん、お会いしたことはないけれど、勇気と希望を、ありがとうございました。